
ダイエット方法の中には、お風呂ダイエットという、お風呂にじっくり入るというダイエットがあります。お風呂ダイエットは、ダイエットに必要な代謝を向上させ、脂肪をエネルギーに変えやすい状態を作ることを目指しています。スケジュールがいっぱいにつまっている人の中には、
毎日のお風呂時間も十分にとれないという人もいると思います。
シャワーで体を洗うだけで、お湯にじっくりつかる必要はないという方もいますが、
大切なお風呂の時間を短縮しないで、お風呂につかってゆっくりすることが大事なのです。
それは、
ダイエット効果だけでなく、肩こりや腰痛緩和、冷え性の改善にも役立ちます。
お風呂に入ることで、精神的にリラックスが可能です。
ダイエットに適した体質になり、効率的に脂肪を燃焼させることがお風呂ダイエットの目的です。
血液の流れがスムーズになり、体内に停滞していた不要な成分や水分が追い出され、むくみが少なくなる効果がお風呂に入ることで得られます。
マイナーな情報ですが、お風呂に入ることで甘いものや油ものを食べたいという欲求を意識せずに減らすことができるという話も存在しています。
ダイエットで難しいのは、この食欲を抑える事ではないでしょうか。
無理な食事制限によるダイエットで失敗した人も少なくないでしょう。
健康的にやせることの出来るお風呂ダイエットを試してみる価値は十分にあります。
お風呂ダイエットにダイエット効果があるのは、どうしてなのでしょうか。
時間をかけてお風呂に入ると体温が上昇し、全身がぽかぽかして、体温が上がれば血液の巡りも改善され、代謝が上がります。
入浴して体温を上げたり、下げたりといった刺激を体に与えることで交感神経が高まり、脂肪が燃焼しやすい体になれるといいます。
多くのダイエットでは、体を動かし脂肪を消費するという方法が推奨されます。
お風呂ダイエットの場合は熱いお湯に入ったり、お湯から出て体を冷ましたりします。
さらに湯船の中で身体を軽く動かすことによって、運動しているのと同じような脂肪燃焼効果が得られるわけです。
お風呂ダイエットのメリットとして、お風呂で発汗を促進することによって、体内に残っていた老廃物がスムーズに出やすくなることがあります。
体内に停滞しているものを出すデトックス効果があることも、お風呂ダイエットが注目される理由であるといえるでしょう。
お風呂に入ることによって、デトックスが可能なのです。人間の体は、もともとは不要な成分を排出するようにできていますが、時に老廃物の排出が停滞し、脂肪がつきやすい体質になったりします。
脂肪が体に定着してしまうと、いくらダイエットしてもなかなか痩せない体になるだけでなく、太りやすい体質になってしまう可能性もあります。
お風呂ダイエットというのは、痩せる効果だけでなく身体の毒素も排出する事ができる健康的なダイエット方法なのです。
では、お風呂ダイエットとはどんな手順で行うのが良いでしょうか。
42℃~43℃がお風呂ダイエットの適温です。
やや熱めの湯につかることになりますので、具合が悪い時などはしないでおくべきでしょう。
いきなり浴槽に入ると体がびっくりしますので、まずはかけ湯をしてください。かけ湯が済んだら、お風呂に体を入れます。
1回の入浴時間は3分から5分ぐらいにして、お湯の熱さに慣れてきたらお湯の中で手を回したりしましょう。
お風呂の中で座った状態で、上半身を左右に回すなど、軽く体を動かします。
最初の入浴が終わったら一度バスタブから体を出し、5分ほど体を休ませます。
この間に体や髪を洗っておくのもいい方法です。
体を休ませ、再び湯に入ってからは、一度目と同様にお風呂の中でのエクササイズを行ってください。
しばらく湯に入って、出て5分入浴を2回行います。
3回目にお湯に入る時には、お湯の温度は幾分高くなってもよいと言われています。
のぼせやすくて42度の湯は体がきついという人は、38度の湯に半身浴で入り、時間をかけてダイエットをしてもいいでしょう。
お風呂ダイエットは、慣れるまでは、のぼせたりしてしまう事もあります。
体調を見ながら無理をしないようにすることが大切です。
お風呂ダイエットでは水分が失われるので、しっかり水分補給をすることを忘れてはなりません。