
中年のメンズファッションとは・・・そもそも中年と言うのは何歳位のことを指すのかと言うこともありますが、中年とは一般的に40代から60歳前までの年齢層を差すようです。しかしその年代になると結婚をしたり、子供ができたりして、なかなか自分思うようにお金が使えなかったりもします。
ですので限られたお金の中でいかに中年のメンズファッションを楽しめるかが大事なポイントになるのです。
月に数着も洋服が買えないとしても
ボーナス時期や何かの臨時収入が入った時には、中年のメンズファッションに似合う洋服を購入しておきましょう。
気がついたらもう40歳オーバーと言う方はそろそろ中年のメンズファッションのことも考えて見ると良いでしょう。
落ちついたファッションは皆さまの人格をも表しますので、自分にはどのような洋服が似合うのかを考えるにあたっても参考にしていただければと思います。
【トラッド系デビュー】
トラッド系と言う言葉を聞いたことはありますでしょうか?
トラッド系とは元々英語のトラディショナルの略語になりまして『伝統的な』のような意味合いになります。
ですのでトラッド系デビューとは昔からあるクラッシックなスタイルを導入してみましょう。と言う意味合いになります。
20代、30代の時にはヒップホップ系でもアメカジ系でも流行りのものを着ていても良かったのですが、逆にその時にトラッド系デビューをしたとしてもまだ若すぎて周りからもちょっと背伸びをし過ぎていると言うと風に見られてしまうかも知れません。
ですのでそのような意味から言いますと40代を超えた時からこそがトラッド系デビューにふさわしい年齢となるのです。
またお子様の授業参観や同窓会、親戚との集まりなど公の場に行く時もジーンズで行くのも良いですが、落ちついた服装の方がお子様や奥様、そして関係者の方々に対しても良いイメージが持たれますのでぜひアラフォーあたりになったらトラッド系デビューを考えてみて下さい。
【ジャストサイズを意識】
特に今50代の方々にと言うのはアイビールックやディスコ世代の時にちょうど20代や30代であったと思いますのでその時の慣れがあってどうしてもゆるいファッションが動きやすいと選んでしまうことが多いと思いますが、でも中年のメンズファッションを極めるにあたってはジャストサイズを意識しましょう。
ではジャストサイズを意識するにはどのようなことを注意すれば良いのかと言いますと、例えばジャケットだったら肩幅でしっかりと合わせて自分の体型に対して大きすぎないようにセットすることです。
昔はダボダボ系のスーツや洋服でも流行ったかも知れませんがジャストサイズを意識しないと、特に今の20代や30代の間ではI(アイ)ラインやY(ワイ)ラインなどのスリムスタイルのシルエットが流行っていますので会社でも嫌煙されてしまいます。
また若者の間ではズボンの丈をくるぶしよりも少し下くらいでセットする形が流行っており、プライベートのファッションでは素足でスキニーパンツを履いてくるぶしにチョーカーをするのが流行だったりしますのが、でも中年のメンズファッションを極めるにあたってはそこまでする必要はないでしょう。
ですのでダボダボすぎずにジャストサイズを意識するだけでも着心地や周りからの見た目が変わりますので意識してみると良いでしょう。
【セレクトショップの活用】
中年のメンズファッションを始めようと思いながらも気合いを入れ過ぎてしまってデパートに行った時にBOSSやJ.PRESS、またはニューヨーカーなどのトラッド系ファッションを取り扱うショップに行くのも良いのです。
でもそれだけだとお金がいくらかかってしまうかも分かりませんし、皆さまが会社の社長さんや重役、または政治家や芸能関係のお仕事をされているのであれば良いかも知れませんが、もし一般のサラリーマンの方であればセレクトショップの活用をしてみると良いでしょう。
ではどうしてセレクトショップの活用が良いのかと言いますと、20代や30代の年代の方々がどのようなメンズファッションをしているのかが分かるからです。
オフィスの中には色々な年代の方が働いていますので、皆さまがトラッド系一色でいるのも良いのですが、その他にもセレクトショップの活用をして、周りのスタッフの皆さんとの調和が取れるような中年層のファッションも販売しているからです。
具体的にはトゥモローランドはトラッド系ファッションをベースにしながらも独自のスタイルで中年のメンズファッションを盛り上げてくれるような素材や色使い、デザインのジャケットやシャツ、パンツがあります。
そうすると会社の中で、若い方に『その洋服はどこで買ったのですが?』と聞かれることがあるかも知れません。
そんな時には皆さまが情報収集をしたセレクトショップを教えてあげると喜ばれるでしょう。ですのでぜひ一度セレクトショップもご覧になると良いでしょう。
なぜか人間は年を取るとだんだんと頑固になって来てしまいます。
それは長年培ってきた社会人人生の経験から来るもので、知らず知らずのうちにプライドが形成されてしまって人の意見を聞き入れにくくなってしまっているのです。
またこのことは特にファッションにも出やすいので、中年のメンズファッションを成功させるためにも店員のアドバイスも聞きましょう。
例えば皆さまがトラッド系ファッションを買いにショップに行ったとします。そしてどのような洋服を買おうかと言うイメージはご自宅で雑誌やインターネットの写真を見てイメージしてきたとします。
でも実際にそのイメージが皆さまに似合うかどうかと言うのは日々色々なお客様を見ている店員さんに任せた方が目が肥えているので外れにくいと言う場合が往々にしてあります。
ですので店員のアドバイスも聞きましょう。
店員のアドバイスも聞くと言うのはあくまでも皆さまが考えているファッションを全否定することではありませんので、
例えば『トラッド系ファッションデビューをしたいのだけれども、ブラウン系のジャケットに会うシャツとパンツはどのようなものがお勧めか?』などベースとなる皆さまの要望を店員さんに伝えれば必ず皆さまの背格好やお顔の表情、また性格に合ったコーディネートをしてくれるはずです。
ですのでお金の無駄遣いをしないでもすみますし、もしかするとお勧めされたコーディネートが皆さまの中年のメンズファッションのベースとなるかもしません。
昔から
『恥を忍んで聞け』
と言いますがまさにこのケースにも当てはまるのです。