
モラハラとセクハラは一見似ているような言葉に感じますが、内容は異なりますので注意が必要です。ではどのようなものがモラハラで、セクハラなのでしょうか。こちらでは詳しく説明していくとともに、万が一被害に遭ってしまったときの対処方法についても紹介します。
モラハラとセクハラは一見似ているような言葉に感じますが、内容は異なりますので注意が必要です。
モラハラとは何か?
特定の人をターゲットにし、いじめや仲間外れにして嫌な思いをさせることをモラハラと言います。
ニュースなどでも会社の中で何人かの従業員で1人に対していじめをして問題になったものを見た方もいるでしょう。
大人のいじめがモラハラにあたり、必ずしも権力のある上司が行ってくるパワハラとは限りません。
後輩からこのモラハラを受ける方もいて、今問題になっています。
嫌だと言っていることも無理矢理行って、精神的な暴力でいじめをしてきます。
特にターゲットになりやすいのが言いたいことが言えない人やいじめやすそうな気弱そうな心を持っている人の場合が多いです。
モラハラに遭ったときの対処方法
一番良くないのが、そのままやられたままになり、言いなりになってしまうことです。
もし苦痛を感じているのであれば、まずほかの人にも相談をして無理に職場へ行く必要もありません。
ほかには常にスマホや録音機を持っておき、モラハラを受けている言葉や様子を録画しておきましょう。
後から訴えるときなどの証拠にもなりますし、今はスマホのアプリも簡単に取ることができますので便利です。
できるのであれば反撃を行って、この人をいじめると面倒だと感じさせることも大切です。
大人しくやられているからこそ相手もいい気になっている部分がありますので、言いたいこと言って強気の態度を示しても良いでしょう。
モラハラは権力のない歪んだ心を持っている人がほとんどですので、人事部に通報しましょう。
セクハラとは?
性的な発言や嫌がらせをして、不快な思いをさせることをセクハラと言います。
気に入った部下がいたとして、上司という権力を使いながらボディタッチをしてくる場合やしつこくメールやラインを送ってくるのもセクハラです。
そして拒否した途端態度をガラリと変えて、減給を降格させられるケースもあります。
業務に支障を来してしまい、心もボロボロになってしまうのです。
社内に限らず、一歩外に出て取引先や接待の場でも性的な嫌がらせを受けたらセクハラにあたります。
セクハラの対処法とは
大企業であれば、会社の中にハラスメントの窓口ともなる人事部などもありますので現状を伝えましょう。
当事者にもヒアリングを行い、実際にどのようなことがあるのか状況を確認して処分を行ってくれます。
さらに被害者への配慮もしっかりと検討してくれますので、まずは勇気を出して伝えましょう。
会社にそういった相談できる場所がない場合は、労働局や弁護士に相談をしてどのようなことをされているのか相談します。
特に弁護士に相談した場合は、証拠になるものなどをプロの目でアドバイスしてくれて、しっかりと相談に乗ってもらえて安心です。