大の里

大の里 泰輝(おおのさと だいき )は、石川県河北郡津幡町出身で二所ノ関部屋所属の大相撲力士。第75代横綱。本名は中村 泰輝(なかむら だいき)。小学4年のときには交通事故に遭い乗っていた自転車が全壊するほどだったが、本人は傷口を数針縫った程度でピンピンしており、翌日にはいつも通り出かけていた。小学6年次のわんぱく相撲全国大会ではベスト8をかけた5回戦で村尾三四郎と対戦して敗れている

大の里のプロフィール

大の里泰輝 - Wikipediaの画像

(画像 : Yahoo!検索から引用)

日本の大相撲力士【第75代横綱
大の里の国籍

日本

大の里の本名

本名 : 中村 泰輝(なかむら だいき)

四股名 : 大の里 泰輝

 所属部屋 : 二所ノ関部屋

大の里の出身地

石川県津幡町出身

大の里の生年月日

2000年「平成12年」6月7日

横綱昇進: 2025年5月

大の里の干支

 辰(たつ)

大の里の星座

ふたご座

大の里の好きな食べ物

魚介類とカレー

‥魚介類 : 2025年5月に第75代横綱昇進が決まった際、スポーツ報知のインタビューで好物を聞かれ、「魚介類です」と答えた。

‥カレー : 2025年5月の綱打ち後には、好物のカレーを報道陣や関係者に振る舞いました。

‥石川県で行われた巡業で、故郷にある2つの有名カレー店(チャンピオンカレーとゴーゴーカレー)に関する質問を受けた際には、

「お母さんのカレーが好きです」と答えています。

 

大の里の嫌いな食べ物

現時点で嫌いな食べ物は不明

大の里の好きな音楽

湘南乃風

大の里の趣味 : 

特にパワースポット、 2023年には、相撲教習所の講義の一環として、東京都墨田区にある野見宿禰神社(のみのすくねじんじゃ)での参拝や清掃活      動に参加しています。

また、特技としてけん玉も挙げています。けん玉で培われる集中力や体幹のバランスが相撲にも生きると話しています。

大の里の特技 :  けん玉。 けん玉で培われる集中力や体幹のバランスが相撲にも生きると話しています。

大の里の好きな学科

  • 中学・高校と相撲留学のため新潟県糸魚川市に渡り、相撲の強豪校である新潟県立海洋高等学校に進学しています。
  • 高校時代は、携帯電話も持たず、勉強と稽古に打ち込んでいたと語られています。

相撲に専念する生活を送っていたため、特定の学科への強い思い入れがあったかは不明です。

 

大の里の得意なスポーツ

力士としての恵まれた体格や並外れた運動能力から、相撲以外のスポーツでも活躍できる可能性は十分ありますが、

特定のスポーツが得意であるといった話は出ていません。

高校・大学時代も相撲一筋で、相撲の強豪校である新潟県立海洋高校と日本体育大学で鍛錬を積んでいました。

大学時代には、稽古後もトレーニングジムに通い詰めるほど筋力トレーニングに熱中していたと報じられています。

相撲はもちろんのこと、阪神タイガースを熱心に応援するファンでもあります。



 

大の里のコーチ

現在(大相撲)

  師匠:二所ノ関寛(にしょのせき ゆたか)親方

    • 元第72代横綱・稀勢の里。
    • 大の里は二所ノ関親方の指導のもと、異例のスピード出世を果たしました。

高校時代

  • 監督:田海哲也(とうみ てつや)総監督
    • 新潟県立海洋高等学校相撲部の総監督として、中学時代から6年間にわたり大の里を指導しました。
    • 大の里が高校時代につけていた「相撲ノート」を分析するなど、その成長に大きく貢献した恩師として知られています。

小学校時代

  • コーチ:父親の中村知幸さん
    • 小学1年生で相撲を始めた津幡町少年相撲教室で、父親がコーチを務めていました。

 

大の里の出身校

 

中学校 : 糸魚川市立能生中学校

高校、新潟県立海洋高等学校

大学 : 日本体育大学

 

大の里の血液型

 B

大の里の性格

 周囲から語られる人物像

◎明るくておしゃべり : 高校時代の恩師は「めちゃくちゃ面白い」と語っており、周囲を明るくするムードメーカー的な一面を持っています。

  • ◎愛嬌があり人を喜ばせるのが好き : 誰からも愛される、親しみやすい人柄。
  • ◎気さくで優しい : 特に地元の人からは、優しい「だいちゃん」という愛称で呼ばれ、妹思いのエピソードも知られています。
  • ◎努力家で研究熱心 : 周囲からはひょうきんな一面が見られますが、裏では相撲の研究を熱心に行い、強さへの探求心は並外れています。
  • 感謝の気持ちを忘れない : 恩師や後輩への感謝の気持ちを常に持ち続けています。

本人からうかがえる人物像

  • 相撲に対する情熱と謙虚さ : 強くなりたいという熱い思いと、現状に満足しない謙虚な姿勢を併せ持っています。
  • ユーモアのセンス : ユーモアを交えた発言や行動で、場を和ませることが得意です。

このように、大の里は明るく親しみやすいキャラクターである一方で、相撲に対する真摯な姿勢とたゆまぬ努力を持ち合わせた、魅力的な性格の持ち主だと言えます。

大の里身長

192cm (2025/4)

大の里の体重

191kg (2025/4)

大の里のエピソード】 

努力と探究心

  • 「相撲ノート」の分析力:高校時代、相撲の強豪・新潟県立海洋高校で指導した田海哲也総監督は、当時まだ体格に恵まれていなかった大の里の「相撲ノート」を分析し、その着眼点の鋭さに「絶対強くなる」と確信したそうです。
  • 筋力トレーニングへの情熱:日本体育大学在学中は、稽古後もトレーニングジムに通い詰め、熱心に筋力トレーニングに励んでいました。その向上心は、異例のスピード出世を支える原動力となりました。
  • 師匠との稽古:二所ノ関部屋に入門後、師匠である元横綱・稀勢の里(二所ノ関親方)の胸を借りて熱心に稽古を重ねる姿がたびたび報じられています。

人柄と周囲との関係

  • 親友との絆:大学時代の同部屋の親友とは、角界入り後も頻繁に電話で連絡を取り合っており、横綱昇進が決まる場所前には1時間以上語り合うこともあったそうです。
  • 後輩への気配り:高校の恩師によると、大の里は高校相撲部の後輩たちを食事に連れて行くなど、気前が良く太っ腹な一面を見せることもあります。
  • 妹思いの優しい兄:地元の石川県津幡町では、周囲から「だいちゃん」と呼ばれて親しまれ、優しいお兄ちゃんとして妹を大切にしているエピソードも知られています。

 

大の里の特記事項】

  • 初土俵から13場所という、年6場所制が導入された1958年以降で史上最速のスピード記録で横綱に昇進しました。
  • これまでの最速記録は輪島の21場所で、これを大幅に更新しました。
  • 新入幕からわずか9場所での横綱昇進は、昭和の大横綱・大鵬の11場所を抜く快挙です。
  • 2025年5月場所での横綱昇進は、日本出身力士としては師匠である二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)以来、8年ぶりのことでした。

故郷・能登への強い思い

  • 2024年1月に発生した能登半島地震では、故郷である石川県が甚大な被害を受けました。
  • 大の里は被災した故郷を訪れた際、「石川県を、能登を勇気づけるために横綱として頑張っていきたい」と語っており、復興への強い思いを抱いています。
  • 横綱昇進後も、故郷への深い思いを胸に土俵に上がっています。

その他

  • 「相撲の神様」からの素質:高校時代の恩師は、ノートの緻密な分析力から、将来の大成を確信していました。
  • 父との深い絆:角界入りに際し、父から「関取になるまで帰ってくるな」と激励を受けました。その父から贈られた化粧まわしには、父が息子の活躍を称える言葉である「唯一無二」が刻まれています。
  • 海外での活躍:2025年10月には、ロンドンで行われた公演で英語でのスピーチを披露し、話題になりました。

 

 大の里過去の成績
場所 番付 成績
20235 幕下15枚目格付け出し 61
20237 東幕下6枚目 61
20239 東幕下1枚目 52
202311 東十両14枚目 105
20241 東十両8枚目 114
20243 東前頭15枚目 114
20245 東前頭5枚目 123
20247 東小結 114
20249 東関脇 123
202411 東大関 114
20251 東大関 132
20253 東大関 132
20255 東大関 114
20257 東横綱 114
20259 東横綱 132

主な実績

  • 幕内最高優勝:5回
  • 三賞:殊勲賞2回、敢闘賞3回、技能賞3回
  • 生涯戦歴:146勝48敗(14場所)
  • 幕内戦歴:112勝38敗(10場所)
  • 最高位:第75代横綱

 

 大の里の次の本場所

大の里の次の本場所は、**2025年11月9日(日)から23日(日)に福岡国際センターで開催される令和七年大相撲十一月場所(九州場所)**です。

横綱として2場所目となるこの場所は、11月9日に初日を迎え、千秋楽まで15日間にわたって熱戦が繰り広げられます。個別の対戦相手や日程は、場所が近づくと発表されます。

 

 

 

Wikipedia