友達
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子供の頃や、学生時代には身近な人と自然に仲良くなることができたのに、仲良かった友達とも、ライフコースが分かれるごとに疎遠になり、交友関係が一つ減り、二つ減り……

気がつけば「友だちがいない!」とガックリする人も多いのではないでしょうか?
そこで、積極的に友だち探し、友達つくりをすることを、

「友活」

といいます。いざ、友達を作ろうとしても、大人になると緊張感や遠慮等々、邪念が先に立ち、心から打ち解けた関係を持ちにくい……。

友達は

自分から積極的に広げていこうという意識を持たないかぎり、減っていく一方。だからこそ、「この人となら仲良くなれそうかも」と思う相手がいたら、こちらから話しかけ、関係を作っていく努力が必要になるのです。


最近では、若い世代は、

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SNS

を通じて気軽に『友活』をしていますが、身近な環境での友だちづくりは、ネット上のようにたやすくはいかないようです。

身近な環境での友活が年齢とともに難しくなるのには、いくつかの理由が考えられます。気軽に関係を清算することができないため、相手選びに慎重になること。

現実の活動域での関係であるため、利害の衝突や感情の摩擦が起こりやすいこと。

生身の人間同士で付き合うため、外見やキャラクター、人間性なども含めて、友だちにふさわしい相手かどうかを総合的に判断する必要があること。

リアル環境の場合、こういった理由も含めて友だちづくりをしなければならず、ネット上のように簡単には交流を始めにくいのではないかと思います。

とはいえ、慎重になりすぎてばかりいては、友だちはできません。そこで今回は、初対面の相手とでもすぐに仲良くなれる方法を考えてみました。


まず「話しやすい」と思える相手はどんな人でしょうか。自分と波長があって、構えずにリラックスして話せる相手ではないでしょうか。

実際の方法としては、初対面の相手と話すときに

ペーシング

というテクニックをあるようです。ペーシングとは、相手に合わせること。口調や態度を相手に合わせていくことで、相手が親近感を持ち、自然に話をしたいと思ってくれるように工夫することなのです。

たとえば、10代の若者が友だちとの関係で大切にするものに「ノリ」や「カラー」があります。

ノリとは会話のテンポや空気感のこと、カラーとは雰囲気や持ち味のことです。若者がノリやカラーを大切にするのは、これが合うことで共感が生まれ、付き合いが楽しくなるからです。

ただし、このノリやカラーを重視しすぎると、友だち関係が息苦しくなってしまうため、あくまでも会話のテクニックとして取り入れる範囲にとどめておきましょう。


初対面の場合、お互いへの緊張感や先入観を取り払わないと会話が深まっていきません。だからこそ、このペーシングが重要になるのです。ペーシングの一つに、

ミラーリング

という方法があります。

これは、対面する相手の鏡になったように、しぐさや姿勢を真似するテクニックです。

たとえば、相手が首をかしげたら、自分も同じ方向に首をかしげてみる。

相手が「あのね、あのね」と身を乗り出して話しはじめたら、自分も「それで、それで?」と身を乗り出して話を聞いてみる。

このように相手のしぐさを鏡のようにマネをすると、相手は「この人、波長が合うみたい」と感じ、会話が楽しく感じられていきます

ちなみに、このミラーリングは、

すきま風が吹きがちなカップルの間で使ってもよい効果をもたらすと思います。

目の前でパートナーが「あのさぁ」とほおづえをついて話してきたら、「うん、なぁに?」と鏡になったように自分もほおづえをついて話を聞いてみる。

相手が「う~ん」と考え込みながら腕組みをしたときには、「困ったねぇ……」と自分も腕組みをしてみる。

こんな風に、相手の態度をまねて話を聞くと、以前より親近感がアップします。すると、冷えかけた関係にも温かみが戻っていくでしょう。

会話の中には、感情を表現する言葉、重要な事柄を意味する言葉が散りばめられています。

そのキーワードをつかみ、

オウム返し

でフィードバックしてあげると、相手はしっかり聞いてもらえたという実感を抱きます。

たとえば、相手が「テストが近づいているのに勉強の時間がとれなくて、なんだかモヤモヤしちゃうんですよね」と話してきた場合、この会話の中のキーワードはどれでしょう?

それは、「モヤモヤ」という感情を表す言葉です。「うまく言えないけど、なんだか落ち着かない」という気分を、相手は「モヤモヤ」という言葉で表現しているのです。

こんな言葉が出てきたときには、ぜひ「そうか、モヤモヤしちゃうんだね」というように、オウム返ししてあげましょう。

すると、相手はその「モヤモヤ」について、さらに詳しくあなたに伝えたくなり、会話がぐんぐん発展していきます。

このように、会話の中には必ず重要なキーワードがあるので、それをしっかりつかんでオウム返しをしましょう。

すると会話が弾んで、相手はあなたに好印象を持つでしょう。

人間関係は、会話から始まります。初対面の相手でも苦手意識を持たず、まずはペーシング、ミラーリング、オウム返しの3つの方法をうまく組み合わせて、会話をしてみてください。相手は、あなたともっと話したいと思うようになるでしょう。

そうすることによって、初対面の相手でも仲良くなりやすく、よい関係が築かれていくと思います。

聞き上手が人間関係をうまくさせます。