ネグレスト
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ネグレクトとは、子供や高齢者など、特定の人に対して面倒を見たり介護をしたりするという義務を怠ることです。子供に対するネグレクトというと、「育児放棄」または「育児怠慢」と同義に用いられます。

■ネグレクトは育児放棄や育児怠慢のことで、児童虐待の一つになります。

食事を与えない、予防接種を受けさせない、病気や怪我をしても病院に連れていかない、お風呂に入れないなど、本来ならするべきことをせずに、子供を放っておく行為が、ネグレクトと言えます。

厚生労働省によりますと平成21年度のネグレクトに関する相談件数は15,185件でしたが、平成30年には29,474件にまで増加したということです。

  それぞれ表現は違いますが、これらの言葉には、お互い関連していることがわかります。 

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■ネグレクトの基準

 「児童虐待の防止等に関する法律」では、ネグレクトを児童虐待の一つとして定義しています。 

厚生労働省は、ネグレクトを「家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れていかないなど」と、定義しています。

 ネグレクトは児童虐待防止法に違反する行為ですが、罰則について具体的に定義されていないため、ネグレクトによって罰せられることはありません。

 しかし、ネグレクトによって子供を死に至らしめた場合は、「保護責任者遺棄罪・不保護罪及び保護責任者遺棄等致死傷罪」に問われることがあります。

■ネグレクトの種類

 ネグレクトは、身体的なものと精神的なものに大きく分けられます。 

子供に満足に食事を与えなかったり、不潔にしたりする行為は、身体的なネグレクトになります。 

満足に食べ物が与えられない子供は命の危険にさらされるリスクが高まります。 

通常親は子供が怪我をしたり、体調が悪かったりすると、急いで病院に連れていきます。 

しかし、中には具合の悪い子供をほったらかしにする親もいます。 

適切な医療ケアを施さず、怪我や病気を悪化させるのも、身体的なネグレクトに入るでしょう。 

親が子供にまったく感心や愛情を示さないと、子供は親から拒絶されていると深く傷付きます。 

それが極端になるとネグレクトにつながり、子供の精神面に大きく影響します。 

学校に行きたいのに入学させず、ホームラーニングを強要したりするのもネグレクトの一つで、子供の精神的な成長を妨げるおそれがあるのです。 

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■ネグレクトの疑いのある子供を見つけたときの対処法 

児童虐待を児童相談所に通告するのは、国民の義務です。 

ネグレクトの疑いのある子供を見つけたときは、速やかに通告しましょう。 

本当に虐待されているのかどうか判断が難しい場合でも、虐待の可能性があると思われる場合は、通告しても問題ありません。 

■ただし、故意に相手をおとしめようと通告したり、虚偽の通告をしたりすると、法的責任に問われることもあります。

 

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