私が携帯電話に出会ったのは、平成の初期だったと記憶しています。とてもポケットには入らないデカいショルダーフォンでした。現在のスマートフォンからでは、とても想像できないものでした。アナログなので感度は悪く「ピーピーがーがー」と雑音が酷く、とても使う気にはなりませんでしたが、まもなく
平成5年頃、ポケットサイズの携帯電話が発売、即刻購入しましたが、
電波の弱い所では、まだまだ「ピーピーガーガー」とノイズが酷くて。でも当時は非常に便利と重宝していました。
当初はNTT docomoしかなく
したがって永く利用している方は、現在でもドコモユーザーが多いと思います。
のちにIDO(現在のAU)が出現、そしてソフトバンクと・・・現在に至っています。やがて、デジタル方式に変更になり、中継所の増設で、感度は抜群に良くなり、メールができるようになり、
インターネットに繋がり、
アナログの時代からはとても考えられない進歩です。
さて、毎日気軽に使っているスマートフォンですが、そもそも高額な
デジタル機器です。
できるだけ長く快適に使うために、普段から気を付けるべき点をまとめました。
スマートフォンを使っていると、急に本体が熱くなることがありませんか?
しばらくすると元の温度に戻るため、それほど気にしていない人も多いでしょう。
しかし、発熱はスマートフォンに負荷が掛かっていることを示しており、場合によっては、急に電源が切れてしまったり、発熱による異常な動作が起きてしまったりします。
スマートフォンが発熱しやすいケースはいくつかあります。
GPSを使ってのナビ、カメラを起動している、
美しいグラフィックのゲームをしている時
などに本体の温度が上がり易いでしょう。
これは、スマートフォンの頭脳であるCPUに負荷が掛かっている為なのです。
熱くなってきたと感じたら、いったんアプリを終了させて温度が下がるのを待ちましょう。
スマートフォンを充電しながら操作することも避けるべきです。
満充電に近い状態ですと、放電と充電を繰り返すことでバッテリーに負荷が掛かることで、本体の温度が上昇します。
スマートフォンを使う環境も大切です。暑い夏の日や直射日光が当たる場所など、周囲の気温が高い場所ではスマートフォンが放熱できず、熱くなってしまいます。
人間が快適に過ごせている温度では問題ないと思いますが、天気の良い日に車の中に放置するなど、スマホと離れるときは特に注意するようにしましょう。
また、熱くなったからといって冷蔵庫に入れるとか、保冷剤を当てるなどして急激に冷やすのは、絶対してはいけません。
スマホの内部が結露してしまい、故障の原因になることがあります。
発熱したと感じたらスマホの使用を一旦中止し、それでも下がらない場合は電源をオフにして冷めるのを待つとよいでしょう。
スマートフォンの寿命を延ばすことは、バッテリーの寿命を延ばすことでもあります。
スマートフォンには
「リチウムイオン電池」
というバッテリーが搭載されています。
リチウムイオン電池は使用を繰り返すうちに劣化し、充電できる容量が減っていきます。
ある程度の経年劣化はやむを得ないのですが、できるだけ長持ちさせるためのコツがあります。
それは、継ぎ足し充電ばかりせずに、たまには全部使いきるのが良いでしょう。50%から100%充電を繰り返すとリチウムイオン電池の弱点として、その部分しか使えなくなり、50%以下の部分は使用不可になります。
自動車の燃料タンクは継ぎ足し補給でも、ガス欠寸前までいつでも使えますが。
電源コードを繋ぎっぱなしにして就寝する人は多いと思いますが、100%を超えている状態でさらに充電し続けると、バッテリーの劣化を進行させるばかりか、危険も伴います。
満充電になったら電源コードを抜いておくようにしましょう。
また、スマートフォンを落とした際に画面の一部が割れてしまう……よくあることですが、割れたまま利用するのはヒビ割れの部分から湿気が入り、さらなる故障の原因になります。
画面割れを避けるには、スマートフォンを落としにくく、スマホケースをシリコン製など滑りにくい材質のものや、握りやすく曲線になっているもの、背面に手を通すバンドが付いているものにすることも重要です。
画面のガラスに保護フィルムを貼るのもおススメです。
強化ガラス製の保護フィルム
なら、画面に多少の衝撃があっても画面割れを防ぐことができます。